★浴室鏡(擦り傷)
さて今回は浴室鏡の続編です。ウロコ除去をした際に汚れが落ちたせいで傷が目立ってしまうことはないでしょうか?過去の施工事例にも載せていますが、ウロコを落とした後の状況についてです。
ウロコ落としについてはこちらで紹介しています。
ウロコ汚れが酷い場合はどうしても研磨など(物理的除去)が必要になってくるので多少の傷はついてしまいます。ですが当社の施工では肉眼では分からない程度です。何故かと言いますと研磨する負担を減らすため洗浄剤の力を利用し、研磨する前に極力柔らかくします。傷が目立つということは過去についた傷が現れてきた可能性が高いです。
ウロコ除去前
最近よくホームセンターなどで見かけるダイヤモンドパッドとかありますね。「水だけで落ちる」など記載されてますがたしかに落ちます。
でも水だけということは削り落としている(物理的除去のみ)だけなので薄い汚れならまだしも固着したウロコだとどうしても力をいれる必要がありますよね?そこで闇雲に擦り過ぎるとウロコは落ちても傷が入ってしまうのです。
多少傷がついても汚れを落とすのが優先か、多少汚れが残っても傷をつけないのが優先か・・・これに関してはご本人の思考なので正解はありません。当社からすると出来るだけ傷をつけずに汚れも落とす!が理想ですがさじ加減が難しいところですね!
上記写真のウロコをある程度落としたところですでに傷が目立ってきました↓
このような傷は浅ければ目立たない程度にはぼかせる場合もありますが、正直言うとクリーニングでは消せません。
補修(リペア)やガラス再生研磨の分野になり、専門の職人さんがいるので別にお願する必要があります。ただ、鏡の大きさにもよりますが交換した方がリーズナブルになる場合もありますね・・・
試しにやってみました。正面から見る分には気にならない程度に薄くなったとは思いますが、照明に当たったり見る角度によってはまだまだですね・・・
それに写真だと綺麗になったおかげ?かピントを合わせるのがうまくいかず分かりにくくてすいません(汗)
とりあえず力任せに擦るのはあまりお勧め出来ないので、固着しないように日頃のお掃除を心がけましょう!!